日本陸軍・偵察機
100式司偵II型
飛行第8戦隊第1中隊 1943 ビルマ
使用キット : LS 1/72
制作時期 : 2021 2月
マーキング : 飛行第8戦隊第1中隊
制作記 退職後、第二作目。昨年9月は比較的ハードルが低い、ソ連機を作ってみた。
塗料や道具類も使える状態に戻し、作る勘も戻ってきた。
今回は、穴吹智の「蒼空の河」に幾度も登場する、飛行第8戦隊第1中隊の
100式司偵II型を作ることにした。
キットはLS製。国産だから余計な作業は不要。基本的にはストレートに組める。
変更したのは、操縦、偵察員のフィギュアと計器盤。
まず機首先端部分に計器盤固定用のプラ材料を接着(下写真緑)。
胴体先端上側(下写真赤)には接着剤をつけずに左右貼り合わせ。
機首先端部分に計器盤(今回はキ45のものを使用)を貼ったプラ板を接着。
機首先端部分を接着する(下写真左)。
乾燥後、二つ上の写真赤の部分をニッパで切り離す(下写真右)。

今回の製作で一番問題だったのが、飛行第8戦隊第1中隊、
通称「飛び八」マークを自作する必要があること。
今回はPCのペイントソフトで原稿を作り、
写真製版でシルクスクリーン印刷を行った。
下写真左が原稿、右のうす紫の透き通ったのがシルクスクリーン。
スクリーンにワクをつけて、糊を塗った画用紙に重ねる。
スクリーンにアクリル絵の具を乗せて、プラ板でのばす。
アクリル絵の具乾燥後、フィルム液を、マークに塗り重ねる。(二度塗り)
使用したフィルム。(現在も入手可能かは不明)
画用紙の台紙の場合、水に入れてから、マークが動くまでかなり時間がかかる。