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    :2010.11.28

小鳥
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野鳥写真

 野鳥写真ではやはり超望遠レンズが主役。300mmがバランスが良く使い易い。
特にPENTAX M300mmは小型で気に入っている。 晴天なら、絞り8〜11付近で、真上の青空で測光、距離30mあたりにセットしてシャッターを切ることが多い。
大田区の海岸づたいで暮らす鳥たち
2004年から2005年にかけての撮影
1.ボラの稚魚
鳥のページにいきなり魚の写真。春から夏にかけて、大田区の海岸には大量のボラの稚魚が発生。
それを目当てに絶滅危惧種の鳥「コアジサシ」がやってくる。

2.コアジサシ
渡り鳥の中でも特に長距離を旅する鳥のひとつ。日本に飛来するコアジサシは冬場は南下し、 太平洋戦争の激戦地、ガタルカナル付近までの長旅をする。
繁殖は夏場の日本。森が崎にある水処理センター屋上に営巣地がある。

3.コアジサシ
営巣地の条件は砂浜や砂利地で、草などが生えていないこと。
絶滅危惧種を保護するため、水処理センター屋上には白い砂利が敷き詰めたり、草とりなど、人手で手入れされている。

4.コアジサシ
さらに必要なのが、子育てに必要な小魚が豊富であること。
狩のやり方は、ホバーリングで獲物を探し、急降下で水面近くの小魚を狙う。 体全体が水中に没することはなく、一瞬しぶきを上げた次の瞬間はもう小魚を咥えて空中を飛んでいる。

5.コサギ
全身白、くちばしと足は黒、足先だけ黄色が特徴。
本来夏の鳥だが、最近はかなり寒くなっても見かけるようになった。

6.コサギ
浅瀬をゆっくり歩き、立ち止まったりしながら獲物を物色。
長いくちばしで一撃するのが狩のやり方。

7.ハジロカイツブリ
赤い目がトレードマーク。
カイツブリの仲間は潜水で狩をする。

8.ハジロカイツブリ
捕まえたカニを食べている。足はかなり後方についていて、陸に上がったら歩きにくそう。

9.カワウ
水中に潜って狩をするから、水から上がったら羽を乾かす。カワウは茶色がかっている。 よく似ているが、ウミウは緑がかっていて、大田区付近では見かけたことはない。
鵜飼に使うのはウミウの方。

10.カワウ
最近は増えすぎて、糞害など迷惑をかけている。
こんなふうに編隊で飛んでいるから渡り鳥に見えるが実は留鳥。 編隊で飛ぶのは群れで生活するから。

11.セグロカモメ
どちらかといえば冬鳥だが、一年中見かける。
近くに飛んでくると、かなり大型の鳥だと分かる。

12.セグロカモメ
背黒という名前だが、実際は灰色。足は濃いピンク、くちばしは黄色で先端部下に赤斑がある。


13.ユリカモメ
冬鳥で、数は少なくなるが夏場も見かける。カラスより小型。
白が基調で、くちばしと足は赤く、背中は灰色、翼先端が黒。

14.ユリカモメ
夏場は頭部が真っ黒に変わり、別の鳥に見える。
写真は黒くなり始めた頃。冬場は目の後方に黒っぽい斑点が一つだけだったのが、 暖かくなるにつれ目の上にも広がっていき、夏場、頭部全体が黒くなる。